最近では自習している人の90%はイヤホンをつけて勉強していますね。J-pop を聴きながら、という人が多いようです。実は背景音楽に限らず周囲の雑音というのは勉強する際にはあったほうが効果が上がるそうです。では、どんな音楽が最も効果的かということについて。『植物の神秘生活』(ピーター・トムプキンズ+クリストファー・バード: 1987/工作舎)という古いけどなかなか楽しい本があります。確か、その本に書いてあったことだと思うのですが(何しろ読んだのが遥か昔で . . .)植物にいろいろな音楽を聴かせて生育度合いを調査したという実験の話が書いてありました。あるものにはポップを、あるものにはロックを、あるものにはクラシックを聴かせたとのこと。で、一番良かったのはクラシックだった。特にヘビメタとクラシックとでは生育に顕著な差が現れたそうです。さらにクラシックの中で一番良かったのは?皆さんもご存知の方。ベートーヴェン . . . ではなくモーツァルトだったそうです。他の作曲家も比べてみたけれどもモーツァルトが一番。天才モーツァルトは自然界のリズムを直感的につかんで音楽にしていたのかもしれませんね。皆さんが勉強している時って脳のシナプスが新しくできたり組み替えられたりしているのだそうです。とすると勉強というのはまさに脳の「生育」!その生育に一番適しているのはモーツァルト!ということでモーツァルトを聴きながら勉強してみてはいかが?ちなみににゃごは若い頃ベートーヴェンを聴いていました(もちろんJ-POPとかクィーンとかも聴いてたけど)。今思うとベートーヴェンを聴いてた頃が一番成績が良かった気がするなぁ。
(『植物の神秘生活』厚いです/高価です/読むなら図書館で借りると良いと思います)。by にゃご
ブルックナーの交響曲全集を聴かされて育ったねこ
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