にゃご版 - なぜ勉強するか? -③ フェイクニュース

 今やネットの時代、わからないことはネットで検索すればたいていのことはわかるようになっていますが、偽の情報もたくさん入っています。わざと、だましたりあおったりする目的で偽の情報を流す人もいれば、そのつもりはなくても偽の情報を流している人もいます。勉強不足ゆえの勘違いや誤解というのが実情でしょう。そういう情報に接した時に、きちんと勉強した人はその情報のどこを疑うべきか、どの辺を掘り下げて調べれば情報の真偽がわかるかが判断できます。もちろん自分の持っている知識だけで判断できる場合もあるでしょう。ただし、これだけ多くの情報が流れている現代にあっては、なんでも知っている人というのはなかなかいないわけで、とすると、情報の真偽を確かめるには、それなりの判断力が必要になるわけです。その判断力もやはり勉強を通して培われていきます。

 以前、マッスルメモリーについて書いたことがありますが、ネットで検索すると「以前鍛えた筋肉が体の動きを覚えていて」といったような説明がなされています。マッスルというのは英語で「筋肉」ですから、このような限定的な使い方をするのも無理はないのですが、実際にはマッスルメモリーというのは比喩であって、脳が記憶していることですから、筋肉に関係ないことにも使われます(自転車の乗り方、ピアノの演奏など)。

 ウクライナ侵攻が問題になっているロシアでは、中学生が「戦争に否定的な先生がいる」と密告して、平和を訴えた先生がクビになるという事件が起きていましたが(https://www.tokyo-np.co.jp/article/172903)、この場合は子供が国のプロパガンダにのせられて、「ロシアは正義の戦争をしている」と信じているケースです。国でさえ嘘をつくということは、歴史を勉強しているとたびたび起こることなので、ある意味常識ですが、そのことに気づいて教えてあげる大人がこのロシアの子供の周りにはいなかったのでしょう。解雇された先生が教えようとした段階では偽情報を信じ込んでしまっていて、もはや手遅れだったのですね。

 きちんとした勉強をして、確かな判断力を培っていかないと、偽情報を流したり、だまされたりしてしまいます。これからの時代、ますます質の高い学習が必要になると思います。by にゃご

P.S. 写真はにゃごの部屋に入ろうとしてドアをよじのぼってマッスルを鍛えているほわです

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