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執筆者の写真aptip1997

 今年も桜が満開になりました。私は昭和生まれなので、桜咲く、と聞くと受験指導しているということもあり、どうしても志望校に受かった子、望み通りにいかなかった子のことを考えてしまいます。あと何点足りなかったんだろう、あの問題の復習をもう一度直前にしておけばよかったのではないか等、今となってはどうしようもないことですが、やはり気になってしまいます。次はそうはならないようにと、新中3生に対して「忘れてしまうのは仕方がないけど復習は必ず何度もしよう」とか「完璧に覚えるまで繰り返してね」と指導はするのですがなかなか勉強の精度が上がりません。

 今年の春の受験で満足な結果が得られなかった子は「もっと早くからまじめに取り組んでいればよかった」「暗記を完璧にしておけばよかった」など、反省すべき点をたくさんあげることができると思います。それを次の学年の受験生たちが我がことのように感じて、もっと真剣に取り組んでくれるように話をすると、生徒たちはそのときは「しっかりやらなければ!」と思うのですが、また少しずつ元に戻ってしまうようです。

 理想は目標を自分で立てて日々それに向けて邁進(まいしん)することですが、それができない人は確認テストの準備をしっかりやって毎回合格するということから始めましょう。漢字テストも四字熟語テストも単語テストも計算テストも毎回合格するように、計画的に勉強するようにしましょう。その小さな努力の積み重ね、確認テストで合格することの積み重ねが自信(自己肯定感を高めること)、そしてやる気につながるのだと考えています。確認テストを軽(かろ)んじてはいけないのです!しっかり準備して、毎回合格するようにしましょう!




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